テニミュ全国大会 青学vs立海 前編を観た話
こんにちは。いつの間にかお久しぶりになってしまっていました。
推しの来年の出演情報が続々解禁され、嬉しい悲鳴です。
12月下旬にある舞台の詳細が色々と公開されてきたのですが、情報を得る度に募る不安が…。笑
果たしてどうなるんでしょうか…。
さて、ついに全立前編が終焉しましたね!みなさんお疲れ様でした。(もう2ヶ月以上経ってる…。)
まさかこんなに通うとは思っていなかった全立前編、賛否両論あるみたいですが、私はとても楽しかったです!
元々1stと2ndは立海、3rdは氷帝推しなのですが、3rd立海本当によかった…。元々好きなキャラがいたので、3rdもその子を好きになるんだろうなと思っていたのですが、自分では割とびっくりなところに落ちました。
初日を観劇した友達から「絶対にネタバレは踏むな!」と連絡が来て、なんだなんだと思ったのですが、確かにこれはネタバレ踏まずに見て正解でした。ウィニングロード残留でめちゃくちゃ沸いて、全身にわ〜っと血が巡るのが分かって、「全立やばい」と思いました。予想は的中しました。
それにしてもウィニングロードの「ここまでの道のり 茨のウィニングロード 血塗れの歴史に一つの答えが出る」って歌詞やばいですよね。中学生のテニスの話なのに「血塗れ」って…て思ったけど確かに怪我したり血出したりしてましたね。(勝利のエンブレムの「返り血を浴びて」もやばい中学生のテニスやぞ)
今回はS3、D2、S2、D1の4試合。私は一番D2が好きでした!でもどの試合も全部熱くて、本当にあっという間の公演時間でした。
好きなところはいっぱいあるんですが、やっぱりD2の新雑魚へのカノン(仮)がめちゃくちゃ好きです。
赤也役の前田さんは、テニスでしか拝見したことがないのですが、すっっっっごいですね彼…。真田が真っ向勝負を捨ててからベンチでずっと俯いて真田を見ないようにしていて、普段口は悪いし反抗(?)するけど、やっぱり尊敬している先輩が自分の信条を棄てたところを見るのはつらいだろうなと。そしてそうさせた幸村まじ怖い。
赤也と言えば赤目のデビル!いやぁこちらもすごかったですね…。日替わりか?ってくらい歌い方や表情、動きも変えていて(舞台だから当たり前なんだけど)、いや本当にすごい人だ…と思いました。機会があれば別の舞台も観に行ってみたいなぁ。
新雑魚へのカノンで赤也と柳がネットに近づいて、赤也はネットを越えるけど、柳は越えると見せかけて越えない…とか、赤也は海堂定点、柳は乾定点で煽りまくるの本当に好きでした。
あと、乾が吹っ飛ばされて小春が眼鏡を渡そうとする日替わりのところ、柳が赤也に対してラケットで膝カックンさせた後、お手とおかわりさせたり、乾に謝らせようとしてるのが可愛かったです。いつもこっち見てました。
最初の方はその日の自分のコンディション(?)によって乾海堂ペアを見るか、柳赤也ペアを見るか変わっていたのですが、後半はほぼほぼ柳を定点してました。
なんていうか作り込みが細かくて、決して派手な動きでもなければ、デビル化以降はほぼ赤也の独壇場と言っても過言ではないのですが、その日その日での表情の作り方だったり、目線の配り方が違っていて、見ていて本当に飽きなかったです。
かつての親友であった乾が、チームメイトで後輩の赤也の手によってどんどん重傷を負わされていく、でも自分たちが勝つためにはこれが最善であり一番確率の高い方法だとデータマンである彼は思ったのかな、と。だからこそ海堂があんなに柳に詰め寄って止めろと言っても、ひたすらに視線を合わせず、立海のエンブレムをぎゅっと握りしめて(これはやる日とやらない日がありましたが)自分の感情を押し殺したんじゃないかと…。
まさかここまで柳のことを定点するとは思っていなかったので、自分でもびっくりです。
1部終了後はみんなお楽しみの日替わり!!賛否両論あったようですが、私は大好きでした!!
忘れもしない凱旋初日、例の先輩が登場した瞬間に会場から湧き上がる黄色い悲鳴に思わず吹き出しました。大人気すぎる。
vs小春の時に、凱旋からラッパー柳が出てくることがちょこちょこあって、どうか円盤に収録されていますようにと祈るばかりです。(個人的にはラブルスが喧嘩?して退場、赤也が柳のラケットを奪ってラップを披露しようとするのを柳が全力で止める回が好きでした。)
S2では不二役の方の歌が上手くなっていたり、D2で毎回踊り狂う柳生と赤也をめぐる立海ベンチのあれこれを見たりと、本当に大満足な前編でした!体力ゴリゴリ削られ(財布も)、大楽が終わった後は謎の達成感を味わったりと、身も心も充実した夏でした。
そしてついに今月後編が始まりますね!思っていたよりもチケットが取れずめちゃくちゃに焦りましたが、友達と色々協力をしてなんとか通いたいと思います。
こうしてブログを書いていなかった間にも、推しの舞台だったりイベントだったり、お友達の付き添いでちょこちょこと舞台を観に行っていたので、記憶が新しいうちに(もう1ヶ月以上過ぎているものもありますが…)アップしたいです。
ブログネタもお待ちしています。
それでは。
マシュマロ返信します
こんにちは。
先日一日だけ閲覧数が爆上がりしてびっくりしました。
お盆が過ぎて、ちょっと涼しくなったかな?と思ったら、また暑くなりましたね。今年はどうやら残暑が厳しいそうで…。早く涼しくなるといいなぁ。
さて、前回より置いてみましたマシュマロ。
せっかく投稿していただいたので、初めて返信というものをしてみようと思います。
マシュマロありがとうございます。
全国立海東京公演行きました!とても楽しかった〜。ウィニングロードで「はっ…」となって泣いたし、軋むテニスシューズの音を覚えていました。凱旋公演が終わったら観劇ブログあげたいです。
マシュマロありがとうございます。
レポ読んでいただいて、ありがとうございます!自分の記録として書いているので、こうして褒めていただけると嬉しいのと同時に照れますね。
今のところ決まっているのは、9月のテニミュ凱旋公演、10月のからくりサーカス(現在アニメを観て勉強中です)、お友達に誘ってもらった銀英伝、年末のるひまの舞台ですかね。
他にも気になる舞台はいくつかあるのですが、お財布と要相談中です。
年末のるひまの舞台は、去年上演されたる戦の上映会に行ったらめちゃくちゃ楽しくて行くことを決めました。二部の織田ノーマとK3!が攻めすぎてて今から楽しみです。絶対おもしろい(確信)。
マシュマロありがとうございます。
伏し目、流し目の時、色気がすごくてめちゃくちゃ好きです(仕草じゃない)。
前にも書いたと思うんですが、推しの手がもげそうなくらい全力で踊っているのが本当に好きです(笑)。
マシュマロありがとうございます。
楽しみなことばっかりです!イベントやら色々ありますが、やっぱり10月の舞台かな。今回もかなり特殊なステージなようですし、さらに役どころ的にも視覚が制限されていそうなので、どう演じられるのか、楽しみでなりません。
あとは近日中にあるリリイベも!大好きな作品の裏話を聞けるのが楽しみです。
そして運動会も楽しみです〜。これは友達と連番する予定なので、一緒に応援するの楽しいだろうな〜と思ってます。
楽しみなことばっかりで幸せです。これで仕事頑張れる。
マシュマロありがとうございます。
えーーー、ごめんなさい。明確な悪意を感じたので伏せません。
さて回答ですが、すみません、私に何を望まれているのか分かりませんでした。
元々壁打ち感覚で書いていたブログだったので、こんな反応あると思っていませんでした。
前推しを降りた理由、確かに「そんな理由」かもしれませんが、かなり悩んで降りることを決めたし、「もう好きじゃないな」と思った人のことを応援することはできないなと思ってます。
そもそもなんで推しを濁さずにブログを書いているかですが、私がうまーくごまかせる気が全くしなかったからです。推しの具体的な名前は出していないし、いいか!と思ってましたが、確かに配慮が欠けていましたね。不愉快な思いをさせてすみません。
今度推しを降りる時はもう更新しなくなるんじゃないかなと思います。実際にそうなってみないと分からないけど、もしもその時が来たとしたら分からないようにしますね。ご忠告ありがとうございます。
そして純粋な疑問なんですが、舞台の感想しかあげないようなブログが原因で、オタク達の民度って下がるんですかね?
匿名のコンテンツ、しかも伏せることを指定し周りに知られないように、安全圏から勝手な考え方を押し付けてくる人の方が民度が低いなと思います。
これからも色々と記事をあげるつもりなので、不愉快に思ったのなら私のブログはもう読まない方がいいと思います。時間勿体ないし。書こうと思っている記事の内容を制限するつもりも無いので、自衛してくださると嬉しいです。
でも、過去の投稿も読んでくださったみたいで、貴重な時間を使ってくれてありがとうございました!
さて、マシュマロ投げてくださった方、ありがとうございました!こういうの初めてだったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。
基本的には伏せて欲しい内容でしたら、そのことを明記していただければ、悪意のないものだったら伏せて回答します(笑)。
お気軽に投げてくださると嬉しいです。
それではまた〜!
舞台「乱歩奇譚」を観に行った話
※今回もネタバレ全開です。ご注意を。
絶賛お盆休み中です。
8/5から上演されていた乱歩奇譚、本当は初日から通いたかったのですが、いかんせん夏休み前で仕事が忙しく…。しかもなぜか金曜日はマチネはやるのにソワレは無く、ずっと不思議に思ってます。誰かのスケジュールの問題ですかね。
結構ツメツメのスケジュールだったので、キャストさんの体調が心配でしたが、無事に千秋楽を終えられて、なぜか私がほっとしています。
さて、昨日まで上演されていました、舞台「乱歩奇譚 Game of Laplace ~怪人二十面相~」を観劇してきました。
2015年にノイタミナ枠でアニメが放送、その翌年より3年連続で舞台化され、今回の怪人二十面相にて完結となりました。
ここからネタバレありです。ご注意を。
予習としてアニメを視聴して行きましたが、舞台版オリジナル要素がかなり強かったです。
舞台として3作目、そして完結編。今まで名前だけが出ていた「ナミコシ」そして「怪人二十面相」の真相に迫る今作。
アニメでは描かれていなかった、時計塔での12人の少年少女の謎や、宗教団体「赤いカブトムシ」について詳しく描写されていました。
ナミコシの顔に消えない傷を付けた同級生(ハナサキ)や、ナミコシへのいじめを黙認していた担任(ヤマネ)があんなにも掘り下げられているとは…。
アケチとナミコシ、ハシバとコバヤシ、ナカムラとカガミ(あまり描写は無かったですがコモダとハナサキもかな)と、ペアでの思いの描かれ方がすごかったですね。
初めて観た時は、抽象的な言葉が多く、観客に解釈を委ねる部分もかなり多かったので、「?」と頭の中がいっぱいになりましたが(頭が悪い)、考え出すとあれもこれもと気になる点がたくさん出てきました。
今回の乱歩奇譚、テーマは「憧れと依存」かなと。
ナミコシへの「罪の意識」を持つアケチ、トキコの事件をきっかけに「断罪」に依存していくカガミ、自分にとって理想の「家族」に依存するワタヌキ、そんな息子からの暴力そして宗教に依存していく母サトコ、そして、「アケチ」という存在に依存しているナミコシ。
赤いカブトムシメンバーも、それぞれ誰かしら、何かしらに依存していました。
それゆえに自我を失い、暴走していく登場人物。
動画配信アプリで大人気となっている、仮面のアバターを使った怪人二十面相ダンスのシーンでのコバヤシのセリフ「みんな自分じゃない誰かになりたいんだよ」、そして度々出てくるニュース風景の、その時の群衆によって手のひらが返される描写。現代への風刺がかなり効いた作品でした。
そしておそらく誰しもが気になっている、「ナミコシは本当に生きているのか」。
私は、ナミコシリョウは既に死んでいると思っています。
逃れられない幻としてアケチの中に存在し、波長の合ったコバヤシには見えていた何かなのかなと。
あれだけナミコシに心酔していたヤマネが、成長したナミコシについて一切言及しなかったこと、最後の時計塔で「アケチ先輩についてナミコシさんからしか話を聞いた事がない」と言ったコバヤシに対し、アケチとナミコシとの思い出?懺悔?を話した後に「アケチについて一体誰から…」というハナサキの言葉(しかもこの言葉はコバヤシによって半ば意図的に切られます。)、そしてアケチとナミコシが対峙した時の「僕はそちら側へは行けない」というナミコシの言葉。
そのことから、ナミコシリョウは既に3年前の新宿クロックタワーでの焼身自殺にて死亡しており、あくまで彼らに見えているのは幻なんじゃないかと…。
私の記憶にないだけかもしれませんが、ハシバにはナミコシは見えていなかったはずです。
(女装したコバヤシが「間違ったのはナミコシさんでしょう?」とナミコシが去った円形ステージを指さした時、ハシバはコバヤシの示した方を見て「?」と首を傾げます。)
ナミコシが既に死んでいるとすると、あの自殺ショーの時にいたナミコシは何者なのか。
私はAR技術を用いた、アバター的な「ナミコシリョウ」なのではないかと思います。
ラーバは元々AR、拡張現実を駆使したアプリで信者を大量獲得していました。そんな団体ですから、配信を通じてならそんな操作御茶の子さいさいでしょうし、ちゃんとは覚えていませんが報道陣たちの言葉に「制服姿の少年が見えます」というものはあったけれど、ナミコシに言及するものは特になかった気が…。
(覚えている方いたら教えてください。)
長年アケチが苦しめられてきた「ナミコシ」という存在、そして同じように「ナミコシ」に苦しめられてきた(?)、ハナサキやヤマネ、それに連鎖するように間接的に「ナミコシ」そして「怪人二十面相」に関わっていく全登場人物…。
見えない神のような存在になった「ナミコシ」は、おそらくですが彼自身が望んだ姿では無いのがまた切ないところで…。
最後のアケチとナミコシが対話をするシーン。「僕はずっと君とゲームがしたいんだ」と無邪気な笑顔を見せるナミコシに、そんな純粋無垢な彼のたった一つの願いが叶うことが無かったのが、なんだかやるせない気持ちになりました。
ナミコシにとって唯一の存在意義となったアケチ、そしてアケチにとってのナミコシもそうだったのでしょうね。
「ナミコシリョウ」という自分の罪とアケチが向き合い、大切な思い出として昇華していく物語なのではないかなと思いました。
内容が内容なので、かなりまとめるのに苦労しました(しかもまとまってない)。
他に観ていた方は何を思ったんだろうなぁ。
話はかなり重たい内容でしたが、笑えるシーンもかなり多くて、めちゃくちゃに笑いました!
特にハシバと影男のラーバダンススタジオでのシーン(笑)。
私が観た回は、プロテイン、片方だけの靴(たぶんハシバ役山中くんの私物?)、影男のブロマイド(しかもランブロw)、大量の紙袋、1000円しか入っていないハシバ坊ちゃんの財布(またまた山中くんの私物)でした(笑)。
毎日影男もとい髙木さんに振り回されていましたが、山中くんってすごい頭の回転が早い方なんだなーと。
特にブロマイドの回の「俺これから譲渡しに行かなきゃいけないし」にはめちゃくちゃ笑いました。知られている…(笑)
あとはカガミさんとナカムラさんが飲みに行って帰ってくるシーン。
新宿の謎の空間に落ちそう→落ちる→なぜか川のSEが入る→ナカムラさんが落ちると見せかけてカガミさんを落とす、と毎日変わっていたのですが、千秋楽はすったもんだあってカガミさん「てんこもりじゃないですか…」。
今回の乱歩を観て、ナカムラさんを演じていらっしゃった福地さんがとても素敵な方だなと思ったのですが、どんなトラブル?ハプニング?にも冷静に面白く切り返されていて、すごいなと…。
ミナミ検視官の死体くんの足が別空間(アケチとナカムラさんのいる方)に飛んでいってしまった時も、「大根落ちてたー」としっかり回収されていたり、引越し祝いネタでは完璧に切り返していて、おじさんたち元気だなと(笑)。
そしてミナミ検視官のハイテンション3分間ショッキング、毎回演出が違くてとても好きでした。そして何より足がめちゃくちゃ綺麗。
アニメ版では怪人二十面相側になっていましたが、舞台版は最後まで探偵団たちの味方でしたね。
推しについてですが、ああいう儚くてどこか思い詰めている役をやらせたら、右に出るものはいないなぁと改めて思いました。
長年の友人の雰囲気もしっかり出ていたし、穏やかで優しい口調、表情なのにどこか狂気を感じる…。
千秋楽のカーテンコールで、泣くまいと必死に涙を堪えている姿がとても印象的でした。
いい役に、そしていいカンパニーの一員になれて幸せなんだろうなぁと。
会場が紅葉鬼の時と同じだったので、また観えない部分が多いんじゃないかと心配しましたが、ステージの高さもかなりあるのと、後方席には高さの違うクッションが置かれていたので、何も見えない!ということはありませんでした。
ただ通路がかなり狭く、何度かキャストが行き来する時、通路席に座っているとかなり揺れて驚きました。
そしてexもなかなかに冷房が効いていて、通路近くや後方席に座る時には上着必須だと思いました。
最後に、ましゅまろ登録してみました。
観劇レポ以外常にネタ切れですので、何かネタをください(切実)。
https://marshmallow-qa.com/nana__xxx?utm_medium=url_text&utm_source=promotion
終わり!
舞台「紅葉鬼」を観に行った話
※ネタバレありまくりです。ご注意ください。
こんにちは。前回からグループというものに参加してみたのですが、閲覧数が爆上がりしてびっくりしました。すごいね(語彙力)。
さて、今回は色々と話題になりました舞台「紅葉鬼」を観てきた感想です。
まずアニメ化もされた、『抱かれたい男一位に脅されています』に出てくる劇中劇の舞台化ということで、最初に主演2人が発表され、「ふ〜ん」くらいにしか思っていなかったのですが…。
忘れもしない、4月推しの舞台観劇後に翌日贈る用のプレを買っていた時に、推しの紅葉鬼への参加が発表されました。
「え…?桜の鬼になった後は紅葉の鬼になるの…?」と。(今回は鬼では無かったけど。)
原作を読んだこともアニメを観たこともなかったので、だかいちを知ってる有識者から聞いた話は、
・どうやら原作やアニメでも紅葉鬼についてはキービジュ撮影と稽古場や舞台裏、打ち上げの描写しかない
・芸歴20年のベテランと、その人を恋人から寝とろうとする若手(当て馬的ポジション)
の2点で、まったくと言っていいほど舞台の内容が分からない(笑)。
とりあえずアニメ円盤先行がやっていたので、1枚購入し、「まぁそれなりに当たるだろうから、残りは公式とキャスト先行で当てればいいか〜」と高を括っていたら、本当に当たらない(笑)。
「え!?こんなに当たらないもの!?」と当落発表後のTLの阿鼻叫喚具合がすごかったですね…。
さて、前置きがかなり長くなりましたがここから感想です。
原作(?)が原作なので、稽古場とかキービジュ撮影の時などの、原作キャラとしてのシーンが入るんじゃないかと勝手に危惧していましたが、とてもしっかりとした舞台でしたね。
簡単にあらすじを。
時は平安。都の近くに鬼が住み、人間と鬼との争いが絶えなかった頃、人間の帝と鬼の頭目呉葉が恋に落ち、2人の間に子が生まれます。
人間と鬼の共存の世界を願う帝と呉葉は、停戦協定を結び、その証として2人の間に生まれた子(繁貞)を人間側に、帝の別の子(経若)を鬼側に差し出します。
時は流れ4年後、鬼たちにとってとても大切なお祭り鬼祭の日に、帝の側付きである陰陽師摩爬によって「鬼を殲滅せよ」という命が帝の名によって(という体で)出されます。
そんなことは知らない祭りを楽しむ鬼たちの中に、黒装束の人間側が入り込み鬼を惨殺します。鬼の頭目である呉葉は「人間とは休戦協定を結んでいるはず」と問いますが、無情にも帝からの命であることを伝えられ、人間にその首を討ち取られます。
さらに時は流れ13年後、鬼の頭目となり亡き母のため人間への復讐を誓う経若と、呉葉を殺した張本人である維茂によって育てられた繁貞の運命が交錯します。
正直なところあまり期待しないで行ったのですが、役者さんの演技が素晴らしくて本当に引き込まれました。
人間でありながら鬼の頭目として育てられた経若、そして自分が頭目と帝の子であることを知らずに、母を殺した維茂によって育てられた繁貞。
主演のお二人の演技はもちろんですが、経若の側付きで、人間に育てられた子鬼おまんちゃんと、帝を愛し最愛の彼との間に子どもを成すも様々な事情で離れ離れになり、最期は愛した帝の命によって(摩爬が仕組んだこと)殺された鬼の頭目呉葉様の演技がすごすぎてボロボロと泣きました。
和平交渉の話を進めるために鬼の里である戸隠にやってきた繁貞、そして鬼の頭目を再び討つためにやってきた維茂の目の前で、経若が自分があの日差し出された帝の子であること、繁貞の母親が鬼の頭目であること、そして父親は帝であることを告げるシーン。
通路から呉葉様が歩いてきて、維茂の前に立ち塞がるシーンがあるのですが、積もりに積もった怨みが表情からビシビシと伝わり、鳥肌モノで何度観ても震えました。
人間の身ながら鬼の頭目となった経若は、繁貞に自分の血を飲ませ鬼側に引き入れようとしますが、全ては「呉葉の血をひいている繁貞を頭目にするために呉葉そして経若の側近であった熊武が仕組んだ罠」でした。
「自分は駒でしかなかったのか」と絶望しながら川へと落ちて行った経若を追い、自らも水へと飛び込むおまん。
おまんが手当をし、経若は一面を取り留めるのですが、その後都の残党に襲われ命を落とすおまん…。おまんちゃんが登場したシーンは、コミカルなシーンがほとんどだったので、まさか死んでしまうとは思わず…。夢の中で経若が呉葉様と出会ったシーンでちょっとうるっとしていたのが、おまんちゃんによってダムの決壊かというくらい、泣かされました(笑)
最後の決闘のシーン、主演お二人がボロボロに泣いていて、さらに泣いた(笑)
円盤も予約してきたので、観るのがとても楽しみです。
キャラクターも多彩で、何度観ても飽きませんでした。
さて、ここからは推しの話を!
まさかのパパ役(笑)、そして今上天皇である帝でどんな役なんだろう?そもそも登場シーンどのくらいなんだろう?と思っていたら、予想していたよりも多かったです。
ただ、ほとんどの時間が摩爬に操られているので、虚ろな目をしながら奥の方に座っているだけなのですが。
最初は半目か?ってくらいにうっすら目を開けているだけで、ずっとこんな感じなのかなぁと思っていたら、二幕に入るとどんどん目の表情が変化してきてあのシーン間近になると本当に「ぶっ殺すぞ顔」になっていくのがとても好きでした。
だんだん顔の向きや目線の向きが変わっていき、あまり観ていた人は少ないと思うのですが(前で摩爬や経若が演技しているし、さらにその演技も素晴らしい…目が足りない)、この演技を観れただけで、必死にチケットを取った甲斐があったなぁと思いました。
衣装もメイクも、持ち前のお上品なお顔を活かしたもので、大満足で千秋楽を迎えました。
公演中、フラットな客席であること、舞台の高さが低いことで、見切れ席ではないのに8割型ドラマCDのような状態になると話題になりましたが…。
確かに3列目以降になると観えにくい部分が多かったなぁと思います。列の真ん中の方だと下手すると2列目、3列目でも観えないかも(あと前に座る人次第)。
重要なシーンがほとんど座った状態での演技だったので、みんな観たいところが全く観えない、なんてこともありました。
大盛況のようだったし、再演があればちゃんと段差がある劇場で観たいなぁと思いました。
せっかくとてもいい舞台なのに本当に勿体ない。
本当はもっと早くに感想ブログあげたかったのですが、終わったと同時に別現場が始まり、やっとあげることができました。
別現場の感想もそのうちに。
終わり!
お題【あなたの推しはどこから?私は〇〇から】
現場が少し空いていて、虚無な毎日を送っています。次の現場は今月末舞台です。
2ヶ月半ぶりに推しの演技が観れるぞ〜!
この空いている期間(2ヶ月半だから全然期間空いてないですが)、モチベーションの維持が難しいな〜といつも思うのですが、他のみなさんたちはどうしているんだろうなぁ。
今は推しのSNS(最近なんか頑張って更新してる。何かあった?)を眺めたり、過去に出演した作品の円盤を観たり、この前のバーイベのチェキを眺めたりして維持してます。
さて、はてブを初めて約4ヶ月経ち初めてグループというものに参加してみました。
自己紹介がてら初めてのお題を!
(古のオタクだからこういうの大好き)
・俳優さんの名前は?
Yくんです。
(過去エントリ読めばすぐ分かる)
・その俳優さんを好きになってどのくらい経った?
まだ10ヶ月くらい。ド新規です。
・どういったきっかけで好きになった?初めて知ったのは?
初めて知ったのは前の推し目当てで観た🌸👹。
(前)推しがいないシーンで思わず目で追ってしまって「素敵な人がいるな〜」と思ったけど、その時には別に推しがいたし、元々2次元のオタクで生身の人間を推すことに抵抗があったのと(炎上とかお財布的な意味で)、一人既に推しがいたし「増やすのもなぁ…」と一旦はスルー、「推しが出ていない他の舞台も観に行ってみたいな〜」と思っていた時に誘われた🎾で、また気が付いたら目で追っていたのが今の推しです。
初めてブロマイドを買い、その後友達に🌸👹で気になった人と同一人物だということを知らされ、「これは運命だ…!」と思い、あれだけ複数推すことに抵抗があったのにスコーーーンッと沼へin、最初は2推しとして推し始めました。(今は推しは彼だけ、推し変?した話も過去エントリにあります。)
・好きな作品とオススメの作品を教えて!
やっぱりテニミュかなぁ。(今まで伏せていた意味)
話的にはルドルフ戦、氷帝戦が好きです。
ルドルフ戦は、不二兄が一連の流れでキレるところが大好きです。あとはルドルフの曲ってなんかマレフィセントみあっていいよね。
氷帝は言わずもがなですが、楽曲がかっこいい…!!ずるいな〜と思うくらい本当に曲がかっこいいし、話も観ていて面白いなぁと思います。手に汗握る感じ。(語彙力)
・どんなところが好きなの?
俳優さんの好きなところかな?舞台に立っている姿が何よりも好きです。あまり観劇経験が無いし、なんて表現したらいいのか分からないけど、地に足ついている感じ。
立ち姿がスっとしていて、ブレないところ。
あとは彼の歌声が好き!中音域が得意で、深い歌声とビブラートのかけ方が好きです。
そしてダンス!結構踊れる子だと思います。友達に話しても誰にも伝わらないんだけど(笑)、彼の腕がもげそうなくらい全力で踊る姿が大好きです。笑
・応援してて良かったと思う時はある?
あります!!!
ちょっとしたきっかけで、すぐあ〜応援していてよかったな〜って思います。
最近一番思ったのはバーイベの時かなぁ。
彼はいつも「ファンの方がいつも僕の背中を押してくれる。ファンの人がしんどい時に逃げられる場に、そしてそっと背中を押せるような存在になりたい。だって頑張るのってすごいエネルギーいるし、しんどいやん!いつも支えてもらってるから、ファンの人がつらい時は支えになりたい。お互いそんな存在になりたい。」というようなことを言っていて、普段多くは語らない彼ですが、ちゃんとファンのことを考えてくれているんだなと感じたんです。
あとはこの前に、彼がフリーになってからの思いを涙ながらに話していて、それに思わずもらい泣きをしてしまったので(笑)。いつかバーイベの話もしたいなぁ。
・好きな俳優さんにどんな役をやってもらいたい?
悪役、あとはサイコパスの役。
今までもヒールは演じたことあるんですけど、最初から最後まで悪役!っていう役は無くて。ちょっと狂った役とか、とても似合うと思うんですよね。精神的にしんどそうだけど。いつかやって欲しいです。
・推し以外に好きな俳優(純粋に気になる、気が向いたら追ってる程度でOK)はいる?
前推しの舞台は、行ける時は1公演だけ行ってます。
あとはテニミュ出身の子は、完全に保護者の気持ちで観に行ったり。
この人が気になる!っていう人は今のところいないかな。
・あなたにとっての推しとは?
生活の一部。
しんどい時も推しのことを考えると頑張れる。
あとはこの趣味になってから、かなりお友達が増えたのでそのきっかけをくれたのも推しだと思っています。
・最後にその俳優について軽くプレゼン
普段は綺麗なお顔から想像ができないほどのふわふわ具合だけど、演技にとても真摯で、一生懸命で素敵な役者さんです。
素の部分は本当にふわふわしていて(笑)、掴みどころがないのも魅力の一つだと思っています。
もしも観る機会があったらぜひ応援してあげてください!!
おわり!
リアコと同担の話
本当は推しのバーイベに行った話を書こうと思ったのですが、書いている途中に「いやこれ話違うな」と思ったのでタイトルを変えました。
私はリアコです。たぶん。
かつ語彙力がないので、本当に意味が分からない文章になること必須の記事です。
これが同担の方が読んだら、申し訳ない気持ちになるなと思ったので、書くか迷ったのですが、まぁどうせ検索にも引っかからないだろと突然の楽観視モードで書くことを決めました。
冒頭でもお伝えしましたが、私は何を隠そうリアコ(気味)です。
未だに前の投稿を引きずるんですが、推しを一人に絞ったことが余計にリアコの道を進むきっかけになりました。
オタ友の中には同担と仲良くなって一緒にイベントや舞台に行っている子もいますが、私はたぶん無理だなぁと思います。
決して同担拒否ではないので、同担を見つけても「わかるよ、めっちゃいいよね…」って突然語りかけたい衝動にかられるのですが、本当に慎重にめちゃくちゃ石橋を叩かないと、割とな確率で私は勝手に傷付いて勝手にダメージをくらいます。だから同担のお友達ができません。しかも同じことを無意識的にやっていたら本当に申し訳ないので、話しかけることが出来ず、同担のお友達ができません。(2回目)
なぜダメージを受けるのか。
推しの良さを共有したい!!という気持ちはめちゃくちゃあるのですが、話せば話すほど、私は私の心の防御力を上げていかないと聞いたり話すことができません。
なぜなら、「私が彼の過去を知らなすぎる」からです。
もしもお話してくれた同担が、彼の過去の作品についてや、私の知らないことを話していたら、「なんで私は知らないんだ…」と勝手に自己嫌悪し始めるし、落ち込みます。面倒な女の典型的パターン。
勝手に落ち込むし、勝手にテンションが下がるので申し訳無さすぎるし、嫌な思いをさせてしまうのが申し訳ない…のは建前で、要するに自分が傷付きたくないんですよね。
私は私のペースで好きに推しを推したいけど、やっぱり近くに同担がいると比べてしまうし、精神衛生上良くないなぁと思うので、あまり近付かないようにしてます。
すごい頑張って通っている同担の人とお友達になったら、「私は全然通えてないなぁ、ダメなオタクだなぁ」と思ってしまうと思うので。自衛のためですね。
この話を友人にしたら、リアコはリアルで恋してるから、同担みんな敵なんじゃ?って言われたんですけど、意外とそうでも無いのが更に面倒なところだなと思います。
冒頭でも触れたように、先日推しのバーイベに行ってきて、物販で2ショットチェキがあったんです。
前の方の席の方から順番に撮っていくシステムで、始まる前は「見るの嫌だなぁ、絶対ガルガルしてしまうもんなぁ」と思っていたのですが、いざ始まってみると、推しを目の前にしたみんな、すごい女の子の顔してて素直に「可愛いなぁ、好きな人の目の前だとみんなこんなに可愛くなるんだなぁ」と思ったんですよね。自分でもびっくり。
みんな本当にすんごい可愛かったんですよ。
目うるうるさせて、すっごい幸せそうな顔してて。
これで意外と私、同担苦手じゃないのかも?と考え始めて、私は傷付きたくないんだなってところに落ち着いたわけです。
ド新規なのが自分のコンプレックスだったんですよね、要するに。めんどくさいなー自分。
自分の中で納得した後、「じゃぁ果たして私はリアコなの???」ってなったわけなんですが…。これは自分でもよく分からないなぁと思います。(突然の丸投げ)
今後に期待(?)ですかね。
機会があったら、リアコだと公表している人は、どこで判断したのか聞いてみたいです。
おわり!
ミュージカル薄桜鬼 志譚 風間千景篇を観た話
今回はタイトル通り、先日千秋楽を迎えたミュージカル薄桜鬼 志譚 風間千景篇を観劇しましたので、感想です。
※相も変わらずネタバレ全開です。
運良くたくさんチケットが取れたので、東京公演にほぼ毎日通うことが出来ました。
あくまで私の主観ですが、とても良い舞台だったなぁと思います。
まずはメインのお二人。風間さんと千鶴ちゃんの感想を。
風間さんの安定した歌声にまず感動しました。さすが主役。今回はアンサンブルを従えてのダンスシーンもあり、彼の魅力がぎゅぎゅっと詰まった風間千景だなと思いました。
風間さん役の方が本来得意とする歌の音域にしては、今回は前シーズンの方に合わせて作っているのもあり、曲のキーが高いかな?と最初は思いましたが、さすがプロ。公演を経る毎にどんどんと自分も物にされていて、毎回惹き込まれました。
千鶴ちゃん役の方が、薄ミュがきっかけで芸能界を目指したと何かで(インタビューだった気がします)目にしていて、そんな彼女がどんな千鶴ちゃんを見せてくれるのか、とても楽しみにしていました。
まだ芸能界入りして歴は浅いとのことですが、歌も演技も公演中にどんどん成長されていっていたように感じました。
可愛らしくて、芯が強く、嫌味の無い、好きだなと思える、応援したくなる千鶴ちゃんでした。
こういった乙女ゲーム原作のメディアミックス物だと、ヒロインがなんとなく気に食わない現象(笑)がよく起きると思うのですが、一切なかったです。ご本人が薄桜鬼が大好き、千鶴ちゃんが大好きだそうで、目線が我々ファンと近いからなのかなとも思いました。
ここからは舞台の内容を。
開幕風間さんで始まり。
何回観ても慣れなかったのですが、風間さん登場の時にたまに出てくるあの謎の木は、鬼の角の表現ってことでいいんですよね?(笑)
なんかあれにお金かけるならもっと他に...と思ってしまいました。
そしてOP(と呼んでいいのか)が流れる。
ダンスのテイストが変わったなと思ったら、振付師さんが変わったのですね。(最初の手の振りから勝手にTik T〇kと呼んでました)
前回の土方篇が殺陣が多い振付だったのに比べて、だいぶ現代寄りというか、ロッキンやヒップホップの要素が強かった気がします。賛否両論ありそう。
私は前回の方が好きだけど、推しが踊っている姿が好きなので、今回も「推しのダンス好きだ〜」と思いながら観てました。(ちょろい)
沖田・斎藤に助けられ、新撰組の屯所に捕えられた(?)千鶴ちゃんが悪夢に魘されるお歌。
今回もアンサンブルの方が多く、かなり臨場感がありましたね。
父様が出てきた時に角が生えていて、どうなってるんだ?と双眼鏡で覗いて見てみましたが分かりませんでした。
父様の最期のシーンで、千鶴ちゃんの歌の時に立った時には角が無かったので、両面テープ?とも思ったのですが、それにしては強度すごいよな...と。
話がそれました。
真っ赤なライトに照らされ、「やめて」と叫ぶシーンでは、毎回毎回千鶴ちゃんの悲痛な気持ちが伝わってきて、息を飲みました。
そして今回Twitterでのカウントダウンコメント企画で言及されていた、池田屋のシーン!
薄ミュ楽曲の中でもMoonlight of Wolfが好きなのですが、土方篇では無かったので、とても楽しみにしていましたが、まさかの別曲でしたね!(笑)
でも沖田の「ショータイムが今始まるぜ」と、土方さんの池田屋の口上が聞けて大満足でした。
障子に近藤さん、沖田、平助、永倉のシルエットが浮かんだ後にざっ!と開き、近藤さんが討ち入りの口上、その他のメンバーが討ち入りの構え(?)をする時に、沖田が最初目を細め、その後相手を見据えて微笑むところが大好きです。
平助や三馬鹿の日替わり、斎藤の日替わり(?)など、笑いどころも沢山で、毎日観ていても飽きなかったです。
私が一番好きだったのは、宴のシーン!前回は限られたメンバーしかいませんでしたが、今回は山南さん以外の新撰組メンバーがいましたね。
毎回沖田は「全然楽しくないです〜みんなが来いって言うからいるだけです〜」みたいなおすまし顔をしているのに、踊ると誰よりもキレッキレなのが好きでした。
そして「浮世の憂さを晴らそうぜ」のところで、みんなで床を蹴るのですが、その時も口がへの字になっていてめちゃくちゃニヤニヤしました。可愛い。
宴のシーン、三馬鹿が話している時に、後ろで沖田と山崎の攻防戦(笑)が毎回起きていて、今日はどんなんだろうな〜と、青年館に向かう道で勝手に予想しながら通ってました。
そして、山南さんの歌のシーンもとてもよかったですね。
色気と狂気の出し方がさすがでした。
前回の歌の途中でのウィッグ替えも私は好きでしたが、どうしても間延びしてしまっていた印象が強いので、今回の変更はとてもよかったと思います。
羅刹繋がりでいえば、今回は源さんがいませんでしたね。代わりにあのシーンでは山崎が...。山崎が土方に「殺してください」と言うシーン、演技が素晴らしくて、毎回双眼鏡で山崎の表情を観ていたのですが、毎回涙で視界が滲みました。
アテレコしつつ変若水を飲む演出も、上手いなぁと思いながら見ていましたが、山崎まで羅刹にする必要あったのかな...?とは思いました...。確かに泣けたけど、ううむ...。
あとやっぱり新撰組のことになると我を忘れがちな土方さん。ここで羅刹になったら本当に山崎が死に損じゃないか!!と思いましたが、許せない何かがあったんでしょうね。(誰)
あとは不知火によって原田の最後が語られるシーン。
あれはずるかったですね。そして原田が羅刹にならずに人のまま死んでいくのが、とても良いなぁと思いました。薄桜鬼メディアミックスあるあるですが、みんな羅刹になっていく中、史実通りですが、原田らしい最期だなと感じました。
新撰組としては悲しいお話で、泣いている方もたくさんいましたね。(私も泣きました)
前回の土方篇の時の近藤さんと土方が最後に話すシーン、土方の絶望が手に取るように分かり、とても泣けたので今回も楽しみにしていましたが、この2人に英語の歌詞は駄目だろ!!!と!!!(笑)
歌詞が気になりすぎて涙引っ込みました。
最後の土方と風間の最後の死闘のシーン、土方篇の桜の木が周りを囲み、花びらが舞う演出が好きだったのですが、今回はパネル?になってましたね。でもとても綺麗でした。
東京公演序盤の頃は早々に片付けられていた桜のパネルも、後半にいくにつれて舞台に吊るされる(?)時間が長くなったように感じました。
記憶違いじゃなければですが、「薄桜鬼だ」と風間さんが言う時にパネルが無くて少し残念な気持ちになりました。その言葉の時ほど必要なんじゃないの...?と。
今回は風間篇ということで、土方篇では多くは見られなかった風間さんの優しさや、千鶴ちゃんを想う気持ちが見えるシーンが多くて、とてもきゅんきゅんしました。
途中で新撰組を見届けるのが怖くて震える千鶴ちゃんを、ぶっきらぼうながらも鼓舞する風間さん。土方篇とは見え方が全然違っていて驚きましたが、本来の彼の魅力はこれなんだろうなと。
最後のキスシーンに度肝抜かされたのは私だけですかね?(笑)
いつも暗転しつつ...や、あ〜キスしてるフリだな〜という感じだったので、思わず双眼鏡で見てしまいました。(笑)
あのラストシーン、風間さんが名残惜しそうに千鶴ちゃんの手を離すところが大好きです。
今回からは、コンテンポラリーダンスの演出や、殺陣がかなり増えていましたね。
火の演出のところでの扇子の使い方、それぞれの歌の入り方はとても好きだなぁと思いましたが、やはり演出家の方の好みか暗転と客席を照らすライトが多いなと感じました。眩しくて何度か目を瞑りました。
ここからは推しの話を!
前回と比べて格段に出番、歌、殺陣すべてが多くなっていて、とっっっても嬉しかったです。
しかも歌は開幕センターになることが多くて、見応え抜群でした。
前回初挑戦だった殺陣も、今回かなり上達していて「役どころらしい剣」だったなと感じました。
対戦相手はベテラン、さらには他の新撰組メンバーも殺陣の経験が沢山な方もいて、そういった方と比べるとどうしても劣ってしまうんじゃないかと勝手に心配していたのですが、そんなこと無かったですね。疲れてるのかなと感じた時もありましたが、とてもよかった。
ただ歌はやはり、キーが高いなと。彼の深い中音域がとても好きなのですが、薄ミュだとそれがなかなか聴けなくて少し残念でした。
今回は和装、洋装、浴衣、羅刹とお着替え沢山で、観ていてもとても楽しかったです。いつ見ても綺麗だなぁ推し。
前回は療養に入ってからなかなか出番が無かったので、今回もそうなってしまうのかなと思っていましたが、要所要所で出てきていましたね!
近藤さんが斬首になったことを聞いたシーン、スポットライトが消えても袖にはけるまで彼の悲痛な気持ちが見えて、心が締め付けられました。大切な人を失った彼はこの後どうなってしまうのだろう、と。
殺陣数もかなり増え、歌やダンスもメインを張ることが多かったので、とてもハードな舞台だなと感じました。
推しくん本当にお疲れ様!
前回のポストを引き摺るんですが、薄ミュは元推しを応援することを辞めようと決めて観に行った最初の舞台でした。でもそんな時に限ってめちゃくちゃいい演技をするし、トレブロもめちゃくちゃ出るんですよね。今まで全然出たこと無かったのに。(なお現推しは1枚も出なかった)
やっぱり演技を観て好きだなと思ったし、彼が出てくる時に思わず双眼鏡を覗いていたりして、謎の苦しみを感じていました。
推すことを辞めた申し訳なさと、現推しがいるのに元推しを思わず観てしまった罪悪感と、でもやっぱり好きだな〜という気持ちがごちゃごちゃになって、とても疲れました。(笑)
今回の薄ミュ東京公演で初めて、休演日以外毎日舞台を見に行くということをしたのですが、めちゃくちゃ疲れた...。(笑)
上で書いたように、私の謎の心境のせいもあったかと思うのですが、肉体的疲労がやばいですね。
定時で仕事をあがるために、朝早くに会社に行き、ソワレ公演を観て帰宅、その後推しへの手紙を書く、の一連の流れを約1週間続けたら、顔が驚くほど浮腫みました。(笑)
それでも通いたくなるくらい、とても面白い舞台でした。
毎日違う点が日替わり以外にもいくつもあって、今日はこうだったな〜、昨日とどこどこが変わってたな〜と自分の中で比較するのも楽しかったです。
推しのカテコ挨拶が京都で、とても悔しい思いをしたので、円盤に入ることを祈るばかりです。
来年もしも続いてくれるのなら、頑張って全通したいなぁ。(果たしてモチベは続くのか問題)
そして、ぜひ!!!推しに主演を!!!!
円盤も息を吸うように予約してきたので、今からとても楽しみです。
会場予約で全員イベントに招待とのことですが、推しがイベントに出てくれることを祈るばかりです。
終わり!